ソウルハッカーズ＋ペルソナ＝合体事故の外道スライムといった作品です。 ATLUSのビッグタイトル、しかもあの懐かしのソウルハッカーズ！と思って期待していました。ところが本編の道筋は一本道、そしてお使い要素が多く、ただめんどくさい。ストーリーも底が浅くて軽い。ダンジョンもワープと迷路の繰り返し迷子、同じところをグルグル回されストレスしかない。しかもダッシュがスキル、MP消費で短距離しか持たず移動が苦痛でしかない。 悪魔合体のエフェクト、何とも手抜き感が凄い。。。強い悪魔はDLCで購入させる。悪魔との交渉も100パーセント成功でやる意味がない。 バーで主人公と仲間の絆を深める為に長々と延々と会話イベントの繰り返し。しかも間が悪い。あれは全部スキップします。 声優に予算を使いすぎたのでしょうか。それとも開発の期間が足りなかったのでしょうか。まるで新しいものがないペルソナのショートストーリー版、しかもかなりの劣化版という印象。あのダークな世界観はどこに行ったのでしょう。登場人物何人か◯しさえすれば名作になると思ったのでしょうか。 そして何よりこれに「ソウルハッカーズ」の名前を付けてはいけないと思います。ましてや続編と勘違いさせる「2」も使ってはダメだと思います。せめて付けるなら「外伝」程度が妥当だと思います。 自分達の作品をこれ程冒涜し貶めるとは一体ATLUSに何があったのでしょうか。。。 ホントは星１つを付けたいのですが歴代の作品全て、各ハードでプレイしてきた者として中身はどうあれ、「またソフトを出してくれた」という事に対してだけ評価星２つを付けさせてもらいました。 個人的にはオススメはしませんが、新品なら税込み980円、中古なら500円程度であれば40時間の暇潰しに購入しても良いかもしれません。これを作ったチームは自分達でプレイして面白いと思ったのでしょうか？ これはATLUSにとって間違いなく黒歴史になるでしょう。