「ハッピールートを終わらせて」は、改変された学園世界で真実を探し出すメタ要素に満ちたノベルアドベンチャーです。主人公・赤羽氷河は、自らの行動を決定するはずの「選択肢」を視認する能力を持ちながら、何者かの手によって改変された偽りの選択肢に従わされ、幼馴染の少女を手に掛けてしまいます。絶望の中で氷河は自分を見つめるプレイヤーの存在に気付き、協力を求めて共に本来の選択肢を取り戻すことを決意します。本作では、偽選択肢によるバッドエンドを経験することで「言霊」を獲得し、その記憶を未来視で過去の氷河へ届けることによって真の選択肢が解放されるという独自のシステムを採用しています。プレイヤー自身が氷河に認識され、物語に直接介入するかのような体験が可能であり、他の作品にはない没入感を味わうことができます。偽りの運命に翻弄されながらも、真実に辿り着くための挑戦と協力が描かれる、唯一無二のメタアドベンチャーです。