これは辿り着いていたかもしれないもう一つの神話の物語。朽ちた葦の舟に乗り、その者は流れ着いた。彼はそこに島を創り、天供島と名付けた。過去の出来事から外界との交流を拒んでいた彼女は亡き母の言葉を信じて一歩を踏み出す。本当の自分を愛してくれる者を見つけるために。自分が求める魂の半身と出逢うために。